毎日新聞に掲載 [携帯筆談器コミュニケーションボード]
10月1日付毎日新聞のくらしナビ「福祉」に、阿波グローカルネット〔AGN〕の企画・開発した「携帯筆談器コミュニケーションボード」が取り上げられました。
「役所、企業の窓口で進む「耳のバリアフリー化」とは。」という記事です。
徳島の銀行や郵便局では、「耳マーク」が随分と普及しました。
「耳マーク」とは、筆談に応じます、という意味があります。
実は、その「耳マーク」普及の活動を行っている方が、「携帯筆談器コミュニケーションボード〔愛称CoBo〕」の生みの親といってもよい、看護師さんです。
AGNにも全国の役所や学校などからCoBoのご注文を頂きます。中には、世田谷区のように聴覚障害のある方の団体からの要望で、支所なども含む窓口に50台が設置された、という例あります。
もちろん、個人の方からもお求めいただいていますが、企業も聴覚や言語障害などのある方とのコミュニケーションのために導入されることも増えてきました。
もともと、CoBoが生まれたのは、聴覚に障害がある場合に「筆談」が一番有効なので、いつでも持ち歩くのに便利な筆談器が欲しい、というニーズからでした。
10/1新聞記事を見て、今、大勢の方から電話をいただいています。
中には、「ALSの家族が手が動くうちは利用したいから」とか、「こんな商品を待っていたのよ!」という喜びの声などが寄せられています。
まだまだ、CoBoを必要とする方が大勢いらっしゃる、筆談を必要としている方がいらっしゃるのに、情報がまだまだ行きとどなくて歯がゆい思いもありますが、今後も公共の窓口や交通機関での「筆談」の必要性、知って頂けるよう、地道に活動していきます。
2009-10-02 14:18
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